缶コーヒーで有名なポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社とゼンショーグループで牛丼チェーン店のすき家が、2019年3月11日(月)よりコラボキャンペーンを実施する。

キャンペーン名は「さあ飲んで、さあ食べて!おれのおごりだ!」で、ポッカコーヒーの缶に描かれている男性が、ポッカコーヒーを飲んだ人に対して、すき家の牛丼をおごるというコンセプトのキャンペーンとなる。今回はポッカコーヒーとすき家のコラボキャンぺーンを紹介していきたい。

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ポッカコーヒーとすき家のコラボキャンペーン

このキャンペーンの内容は、ポッカコーヒーの対象商品に貼られているシールに、すき家の牛丼(並盛)1杯無料券か100円割引券が当たるチャンスがあるというものだ。全国で販売される対象商品「ポッカコーヒー オリジナル」「ポッカコーヒー 厳選微糖」の2商品にシールが貼り付けられ、シールに印字されたQRコードからキャンペーンサイトにアクセスし、シリアルコードを入力する。

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するとその場で当たりかどうかが判定され、A賞はすき家の牛丼(並盛)1杯無料券が15,000名、B賞はすき家で使用できる100円割引券が20,000名、合計35,000名に当たる。 応募期間は、2019年3月11日(月)~2019年7月31日(水)24時までとなり、約4ヶ月半の期間に渡って実施される。

キャンペーンが始まるのは、2019年3月11日(月)となり、全国で販売されるポッカコーヒーを対象としているが、商品の入れ替えなどでシールが貼り付けられているポッカコーヒーの販売タイミングはずれる可能性がある。キャンペーンに参加したい方は、コンビニやスーパー等でシールが貼られているポッカコーヒーを選んで欲しい。自動販売機の商品についても順次入れ替えられると予想される。

なんでポッカコーヒーとすき家がコラボするの?

初めてこのコラボキャンペーンを知ったとき、ちょっとこのコラボは意外というか、異色のコラボだなと思った。ポッカコーヒーを販売しているポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、サッポロホールディングス株式会社の傘下だけど、ゼンショーグループと資本関係があるわけでもないし、資本関係がなくても最近はコラボキャンペーンをやることはあるけど、ポッカコーヒーとすき家のコラボにどういう意図があるのか正直なところ分からなかった。

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確認するとこのキャンペーンは、ポッカコーヒーオリジナルを飲む方が、飲食チェーンの中でも特に、すき家を好んで利用している傾向にあることが2018年9月の1,800人を対象にした調査によって分かり、実現したとのこと。一緒に買われる商品の関連性を分析するマーケットバスケット分析をした結果、このキャンペーンが企画されたようだ。

ポッカコーヒーとすき家のコラボキャンペーンに思うこと

業界全体的にコーヒーを飲む人が牛丼チェーン店を利用する傾向があるのかもしれないが、調査結果により、ポッカコーヒーを買う人がすき家を好んで利用しているということは確かだ。吉野家、松屋ではなく、すき家を選ぶ理由までは分からないが、ポッカコーヒーを飲んでいる1,800人が出した結論なのだから、何らかの理由で傾向があるのだろう。

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この傾向によると、キャンペーンによる販促効果は最も大きくなると予想される。ポッカコーヒーを買うとすき家をお得に利用できることからよりポッカコーヒーを買うようになる。すき家としてもポッカコーヒー利用者によりすき家を利用してもらえることになる。

缶コーヒーのポッカコーヒーは、1972年より男性の顔のイラストが描かれたパッケージで、コーヒー感と甘みのバランスのとれた味わいとしてロングセラー商品になっている。

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新たな元号となる記念すべき本年に、現代的な味わいとデザインへ刷新して、2019年3月4日(月)より発売されている。今後もポッカコーヒーとすき家のキャンペーンをきっかけに更なる販売増進が期待される。

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今回は、すき家とポッカコーヒーのコラボキャンペーン「さあ飲んで、さあ食べて!おれのおごりだ!」を紹介した。気になる方は、ポッカコーヒーを飲んで、すき家でお得に食べることができるキャンペーンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ

・ポッカコーヒーとすき家のコラボキャンペーンを実施
・ポッカコーヒーを飲む人はすき家を好んで利用する
・ポッカコーヒーは今年デザイン刷新、キャンペーンで更なる販売増進へ