お金は生活を豊かにするのに必要だ。「世の中お金じゃないよね」という台詞はお金がある人が不自由のない生活をしている上で、お金では買えない価値のあるものや幸せがあることを例えて言っていることだ。お金がない暮らしには現実的な問題が多く降りかかってくる。世の中お金が全てではないが、お金が必要であることは間違いない。ではお金持ちになるにはどうしたらいいか。お金持ちになる人、お金が貯まらない人は共通した特徴や習慣がありそうだ。
太る人、太らない人に共通した特徴や習慣があるように、お金持ちかそうでないかにも傾向がある。太る人はカロリーを気にせず甘い物ばかり食べて運動もしない一方、太らない人はカロリーをコントロールし、適度な運動をしている。習慣を変えれば結果は変わってくる。お金持ちにはどのような習慣や特徴があるだろうか。河出書房新社の「お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣」(著者:菅原圭)の中から、特に心掛けた方が良いと感じた5つのことを挙げて感想を伝えていきたい。
目次
1 お金持ちになりないなら心掛けたいこと1 出費に関する自己管理ができていること
2 お金持ちになりないなら心掛けたいこと2 ビニール傘をため込まない
3 お金持ちになりないなら心掛けたいこと3 1日1度カバンや財布の中身を整理する
4 お金持ちになりないなら心掛けたいこと4 帰宅してすぐにテレビをつけない
5 お金持ちになりないなら心掛けたいこと5 本にかけるお金を惜しまない
6 まとめ
1 お金持ちになりないなら心掛けたいこと1 出費に関する自己管理ができていること
2 お金持ちになりないなら心掛けたいこと2 ビニール傘をため込まない
3 お金持ちになりないなら心掛けたいこと3 1日1度カバンや財布の中身を整理する
4 お金持ちになりないなら心掛けたいこと4 帰宅してすぐにテレビをつけない
5 お金持ちになりないなら心掛けたいこと5 本にかけるお金を惜しまない
6 まとめ
お金持ちになりないなら心掛けたいこと1 出費に関する自己管理ができていること
出費の自己管理ができているかと言われると、多くの人は自分はできていると思うかもしれない。だが出費の自己管理ができていない結果として、自己破産につながっている人が多いのも事実だ。自己破産件数は景気によって増加したり減少したりするので、必ずしも自己破産する人が自己管理ができていない人だとは言わないが、共通する特徴もある。
過去20年で約300万人の自己破産する人がいる中で共通の3つの特徴が見られている。1つ目は複数の生命保険に加入している。2つ目はATMの時間外手数料に無頓着である。3つ目はケーブルテレビに加入している。これら3つの特徴から出費の自己管理を考えたい。
1つ目の保険に関して、保険は怪我や病気などのリスクに備えるために必要であり、否定するものではないが、保険料と補償額を考慮して内容を見直して無駄な出費がないか定期的なメンテナンスをしていない人が多い。面倒だからと一手間を惜しんで不要な出費を何年も続けているようではお金は貯まらない。保険はリスクヘッジなのだから、本当に必要な保険のみに見直した方がいい。無駄な出費は抑えるべきだ。
2つ目のATMの時間外手数料については、指定された時間帯に引き出せば手数料はかからないのに、手数料のかかる夜間にコンビニで手軽に引き出し、手数料くらいいいやと小さな出費に関して管理しない。しかも1回に引き出す金額が1万円程度と少ない金額を小出しにする傾向もあり、回数を重ねるだけ手数料は多くかかってしまう。お金持ちは必要な支出は迷わず払うが、たとえ小さな出費だろうと必要のない無駄なものには支払わない。出費の自己管理ができている人はこの金銭感覚を持っている。
3つ目のケーブルテレビへの加入は個人の趣味で番組をよく見て満足するくらい利用しているなら問題ない。だが契約しても長時間見ない人が多い。契約当初はよく見るが、それほど見なくなっても解約せずに毎月の契約料の支出も無頓着である。それでは出費の自己管理ができているとは言えない。お金を貯めたいなら出費の自己管理をすることだ。
お金持ちになりないなら心掛けたいこと2 ビニール傘をため込まない
ビニール傘をため込むとはどういうことだろうか。急な雨が降ってきて濡れるのは嫌だ。家には傘があるから安く買えるビニール傘をコンビニで買えば十分だ。だが捨てるのはもったいないから家に持ち帰る。それを繰り返せばビニール傘が家にたまっていく。
この問題点は毎回ビニール傘を買うという無駄な支出だ。突然の雨は避けようがない。だが折りたたみ傘を持っていればビニール傘を買うという無駄は防げる。雨が降ったらビニール傘を買えばいいという金銭感覚ではお金は貯まらない。不要な物は買わなくていいように準備をしておくことが大切だ。
お金持ちになりないなら心掛けたいこと3 1日1度カバンや財布の中身を整理する
なぜお金持ちになることとカバンや財布の整理が関係あるのだろうか。やはりここでも自己管理が関係してくる。お金持ちは忘れものをしない人が多い。うっかり忘れが少ない。その秘訣の一つとして、毎日カバンを空にして必要な物を整理することが挙げられる。一度カバンをひっくり返し、完全に空にして必要な物を入れていく。頭の切り替えもできて忘れ物もなくなる。
財布も同様に使わなくなったポイントカードやレシートなどの不要な物がずっと財布に入っていないだろうか。無駄な物をずっと持ち続ける人は自己管理ができていない傾向がある。自己管理ができる習慣を身につけるために1日に1度カバンや財布を整理する習慣をつけたい。
お金持ちになりないなら心掛けたいこと4 帰宅してすぐにテレビをつけない
一日の仕事を終えてくたくたになり、家に帰るとまずテレビをつけてしまう。休みの日に時間があると暇だから何か面白い番組でもやっていないかとテレビをつける。ふと気が付くと何時間も経過していたということはないだろうか。何かをやろうと思っていた意欲は徐々に失せ、明日やればいいやの繰り返し。無理をすると翌日は睡眠不足で頭が働かなくなってしまう。
厳しい言い方になるがこれはだらしない生活の典型だ。お金持ちになりたいならだらしない生活を続けていてはいけない。時間を有意義に使い、やるべきことをやらなければいけない。見たい番組は録画する、もしくは時間を決めてテレビを見るなど最小限に抑える自己管理をすることだ。
お金持ちになりないなら心掛けたいこと5 本にかけるお金を惜しまない
年収が高い人は積極的に読書をしているという調査結果がある。日経新聞の調査によると年収800万円以上の人は読書量が増加し、それ以下の年収の人は読書量は大幅に減少していた。年収が高い人は論理的に物を考えるのが得意という傾向があり、読書をすることで論理的思考を強化していると考えられる。
本を読むことは自己投資につながる。スキルアップや成功するためのノウハウに関する情報を得て思考力を磨く。知的好奇心を刺激して行動も変わってくる。本は知識や経験、価値観を身に付けられて世界が広がり、人としての幅も広がる。お金がない人は図書館で借りてもいいので本を読む方がいい。自己投資にはお金を惜しまずに月に5~10冊は本を読みたい。本には一期一会の出会いがあるから書店にも行きたい。本を読んで自己投資をすることで成長につながり、人生は変わってくると言ってもいい。
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まとめ
・お金持ちになりないなら心掛けたいこと1 出費に関する自己管理ができていること
・お金持ちになりないなら心掛けたいこと2 ビニール傘をため込まない
・お金持ちになりないなら心掛けたいこと3 1日1度カバンや財布の中身を整理する
・お金持ちになりないなら心掛けたいこと4 帰宅してすぐにテレビをつけない
・お金持ちになりないなら心掛けたいこと5 本にかけるお金を惜しまない
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