お金持ちの人、夢を叶える人、成功した人の多くは努力家だ。運でうまくいく人もいるかもしれないが、運に任せてどれだけの人がうまくいくのだろうか。努力は人生を変えることができる。ヘルマン・ヘッセの言葉に「君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある」がある。可能性を信じて努力を続ければ夢は叶うのではないか。
自分の力を最大限に発揮できるように勉強しよう。今回は明日香出版社の「東大卒・弁護士がコッソリやった倍速×記憶勉強法」(著者:上野潤)の中から効率的に身に付ける勉強法で実際に活かせる内容と感想を紹介していきたい。
目次
1 効率的に身に付ける5つの勉強法1 集中力維持、気分転換の工夫をして勉強する
2 効率的に身に付ける5つの勉強法2 寝る前30分に勉強して記憶力を高める
3 効率的に身に付ける5つの勉強法3 隙間時間に勉強して時間を作る
4 効率的に身に付ける5つの勉強法4 倍速聴取記憶法で勉強して時間を節約する
5 効率的に身に付ける5つの勉強法5 勉強したことを説明して理解度を試す
6 まとめ
1 効率的に身に付ける5つの勉強法1 集中力維持、気分転換の工夫をして勉強する
2 効率的に身に付ける5つの勉強法2 寝る前30分に勉強して記憶力を高める
3 効率的に身に付ける5つの勉強法3 隙間時間に勉強して時間を作る
4 効率的に身に付ける5つの勉強法4 倍速聴取記憶法で勉強して時間を節約する
5 効率的に身に付ける5つの勉強法5 勉強したことを説明して理解度を試す
6 まとめ
効率的に身に付ける5つの勉強法1 集中力維持、気分転換の工夫をして勉強する
集中力維持の勉強法は終わりの時間を決めることだ。時間がたくさんあるのはいいことだが、時間があると気持ちが緩み、だらだらしてしまう傾向がある。仕事でも時間を決めずにだらだらと残業する人と18時には退社しようと目標を決める人、どちらが成果があがるかというと18時には退社しようと目標を決める人だ。
多くの時間をかければ成果があがる訳ではないことを何度も目の当たりにしている。時間を決めない人は無駄な動きが多いのに対して時間を決めている人は無駄な動きが少ない。集中力が違う。勉強も同様に目標の終了時間を決め、その時間内で何をやるかを決めておくことだ。テストで集中できるのは決められた時間とやるべきことが分かっているからだ。集中して勉強したいなら目標を設定して時間内に終わらすことを意識すべきだ。
勉強にモチベーションは大切だ。気分がのらないから勉強できないと言っていては勉強する時間はどんどん減ってしまう。時間は無限ではない。やれるときにやるべきだ。気分転換には勉強場所を変えることが効果的だ。本気で勉強をしたいなら自分で勉強ができる環境を作っていくくらいじゃないとダメだ。
勉強する場所は図書館の自習室でもスタバやファミレスでもいい。勉強場所までの移動時間はかかるが、気分がのらずに集中せずに勉強するくらいなら、集中して勉強した方がよほどいい。集中できないのなら時間をかけて勉強しても頭にはほとんど入らず、勉強した気になっているだけだ。そのような自己満足に何も意味はない。勉強する場所を変えることで移動時間やコーヒー代が発生するが、集中して勉強できたことの成果に比べれば安いものだ。成長するための自己投資を惜しんではいけない。
効率的に身に付ける5つの勉強法2 寝る前30分に勉強して記憶力を高める
寝る前の過ごし方は人それぞれだ。好きなことをして寝たいという人も多いだろう。だが脳科学的には寝る前に勉強すると、勉強したことがすぐに睡眠中に整理されて忘れにくくなるようだ。脳は寝ている間に記憶の整理や定着の作業をする。
就寝前の30分の勉強時間が難しければ10分でもいい。勉強したばかりの状態で眠りに就くことが大事だ。もし好きなテレビやYouTubeなどを見てから寝ているという人は、寝る前ではなくお風呂に入る前にリフレッシュで見るようにし、寝る前には少しでも勉強する習慣に変えていった方がいい。寝る前の勉強は内容が記憶に残り、効率的な勉強と言えるだろう。
効率的に身に付ける5つの勉強法3 隙間時間に勉強して時間を作る
本を読まない、勉強をしない人に理由を聞くと忙しくて時間がないと答える人が多い。時間だけは誰にでも平等に24時間与えられる。その与えられた時間の中で勉強する人もいれば勉強しない人もいる。忙しいのは自分だけなのだろうか。勉強する人は時間はあるのではなく、作るという感覚を持っている人が多い。
忙しい中で時間を作るコツは隙間時間を勉強時間に充てることだ。まとまった時間が取れれば勉強しようと思っているという人もいるだろうが、まとまった時間が取れる日はなかなかこない。5分、10分の隙間時間で勉強する習慣をつけることだ。隙間時間はあなどれない。1日に3回10分の隙間時間を使って毎日勉強すると、1週間で210分(3時間30分)の勉強ができる。チリも積もれば山となる。隙間時間を使った勉強を意識したい。
効率的に身に付ける5つの勉強法4 倍速聴取記憶法で勉強して時間を節約する
倍速聴取記憶法とは普通の話し言葉よりも早い速度で言葉を聴き取って覚える方法だ。必要な知識をより短時間で効率良く覚えることができる。脳にとっては文字を目で見るよりも、言葉を耳で聴いて内容を理解する方が覚えやすい。
本書では倍速再生機能付きレコーダーの準備をして、学びたいことを録音して繰り返し聴くことを勧めている。倍速では聴き取れるのかと不安になる人もいるだろうが、ラジオのニュースや勉強講座など、2倍速で聴いているが問題ない。むしろテンポが良くて内容が頭に入ってくる。最初は1.25倍、1.5倍と少しずつ速さに慣らしていってもいい。
録音に抵抗がある人は市販されている音声の教材もある。時事を身に付けるラジオニュースでもいいから倍速で聴くことによる学びも取り入れるべきだ。ランニングや通勤のときに聴くのもお勧めだ。30分で倍の60分の内容を学ぶことができる。1時間聴けば2時間分だ。音声で倍速にて聴いて覚えるのも効率的な学習法だ。
効率的に身に付ける5つの勉強法5 勉強したことを説明して理解度を試す
勉強したことを人に説明すると理解が不十分であることに気が付く。理解したつもりでも大事な部分の理解が抜けていたり、論理の飛躍があって伝わらないことがある。声に出して説明すると不十分な理解に気が付く。
協力してもらえる人がいるなら、誰かに勉強したことを説明すると理解が深まる。説明する相手がいなければ誰かに話すことを想定して説明の練習をしてみるといい。言葉が詰まるのであれば理解ができていないと認め、説明できるように勉強し直すこと、それが効率的に身に付ける勉強法だ。
まとめ
・効率的に身に付ける5つの勉強法1 集中力維持、気分転換の工夫をして勉強する
・効率的に身に付ける5つの勉強法2 寝る前30分に勉強して記憶力を高める
・効率的に身に付ける5つの勉強法3 隙間時間に勉強して時間を作る
・効率的に身に付ける5つの勉強法4 倍速聴取記憶法で勉強して時間を節約する
・効率的に身に付ける5つの勉強法5 勉強したことを説明して理解度を試す
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