コメダ珈琲店で期間限定バーガーが登場している。コメダ珈琲店の新商品をいつも楽しみにしている。商品名はグラクロ。グラコロではない。北海道産生クリームをたっぷり使ったグラタンをクロケット(コロッケ)にしてサンドしており、グラタンのグラとクロケットのクロをとってグラクロだ。

このグラクロ、大きさがすごくて圧倒され、生クリームを使ったグラタンがたまらなく美味くて、満足する一品だ。今回はコメダ珈琲店のグラクロを紹介していきたい。
まずはグラクロのネーミングについて
名前に注意しよう。マックのグラコロ(グラタンコロッケバーガー)が有名なため、間違えそうになる。きっと多くの人が間違えてグラコロと注文しているだろうから店員さんも間違いに慣れているだろうが、はりきって商品名を間違えて店員さんに言い直されるのはちょっと恥ずかしい。とは言ってもグラクロのクロを表すクロケットはコロッケのこと。同じコロッケならグラコロでもグロクロでもどっちの呼び方でもいいよって思うかもしれない。だがコメダ珈琲店は商品のネーミングにこだわっている。

シロノワールを思い出して欲しい。シロノワールは日本語のシロ白とフランス語のノワール黒を組み合わせた造語。黒っぽいデニッシュの上に乗った白いソフトクリームを表している。グラクロのクロにはクロケットだけではなく、黒のドミグラスソースも表しているのだ。

白のホワイトソースのグラタンに黒のドミグラスソース、対極にある色の組み合わせをコンセプトにコメダ珈琲店は商品を考えている。シロノワールは白と黒、温と冷、この対極の組み合わせが美味しさを引き出している。たかが名前と思うかもしれないが、グラコロではなくグラクロとネーミングしてそこに考えがあるのなら正しい名前で呼んだ方が良さそうだ。

期間限定バーガーのグラクロ
北海道産生クリームをたっぷり使ったグラタンをクロケット(コロッケ)にしてサンド。白のホワイトソースのグラタンと黒のドミグラスソースが、懐かしい味わいを感じさせる。寒さが本格的になってきた冬のこの季節だけの限定メニューで、温かいグラクロを食べると心も体も温まる。ホワイトソースのグラタンは北海道産生クリームとゴーダ、モッツァレラの2種のチーズを合わせている。

ドミグラスソースはじっくりコトコト煮込んだ野菜の旨味があふれる味わい。価格は税込560円でカロリーは639kcal。このカロリーの数字だけを見ると高いなと思うかもしれないが、この後に説明するグラクロの大きさを見て欲しい。これだけのボリュームがあって639kcalは見た目よりもそれほどカロリーは高くないなと思う。
2018年11月1日から販売開始で期間限定とされているこのグラクロ、2019年2月下旬までの販売と予定としている。約3ヶ月間の販売期間は嬉しい。まだまだ食べる機会はありそうなので、気になる方は是非食べて欲しい。
グラクロを食べた感想
とにかく大きさがすごい。生クリームと2種のチーズが入っているから濃厚でしっかりとしたグラタンが味わえる。濃厚なチーズ感が出ているので、チーズ好きにはたまらないだろう。コロッケはサクサクの衣で中にはクリーミーなグラタン、最高の組み合わせだ。ドミグラスソースとの相性もいい。

コロッケの下にはキャベツの千切りが入っており、上下をバンズで挟んでいる。コメダ珈琲店のパンはこだわりの味でフワフワしていて美味しい。コメダ珈琲店の自慢のバンズに温かいグラタンが入ったコロッケ、シャキシャキのレタス、この贅沢な組み合わせはこの冬何度も食べに行ってしまいそうだ。
グラクロは大きいことが予想できたので、四つ切りにしてもらったが、それでも一切れが大きい。もはやいつも通りと言えるが食べるとボリュームが多いだけに中身がこぼれてくる。それだけすごいぎっしり中身が入った満足する量だ。この量で560円はコスパがいいと思う。夢中で食べた。夢中で食べたはいいが、これだけ大きさをアピールしているにもかかわらず、撮った写真では大きさが伝わらない。これはいかんな、というわけで別の日にリベンジして大きさを検証することにした。
グラクロの大きさを検証!
先ほどの写真では大きさを伝えきれなかった。どうやら美味しい物を目の前にすると肝心なことを忘れてしまうほど夢中になってしまうようだ。できるだけ大きさを伝えるために持ち帰りにして身近にあるものと比較してみることにした。そうそう、このグラクロは店内でももちろん食べることができるが、持ち帰りすることもできる。食べたいけど店内で一人で食べきれる自信がないという方は持ち帰りにして何回かに分けて食べるというのも手だ。
グラクロの大きさを検証してみた。大きさは直径約12cm、高さは約6cm。数字だけだとなかなかこの大きさは伝わらないかもしれないので、身近な物を横に置いて比較してみた。

まずは大好物のコメダ珈琲店の豆菓子とグラクロを並べてみた。

続いてコメダ珈琲店のシュガースティックとグラクロを並べてみた。

続いてMサイズのミカンとグラクロを並べてみた。

続いてこの前ファミマで買った森永チョコボールとグラクロを並べてみた。チョコボールの黄色のクチバシに銀のエンゼルが描かれているところが、さりげなく自慢をしていていやらしい。

というわけで少しでもグラクロの大きさが伝わればと思う。大皿に置いてもグラクロ大きさは際立っていた。
今回はコメダ珈琲店の冬の期間限定で販売しているグラクロを紹介した。生クリームとチーズのホワイトソースを使ったグラタンが入ったサクサク衣のコロッケをこだわりのバンズで挟んだ体が温まるメニュー、グラクロを食べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
・グラクロのネーミングにはこだわりがある!
・グラタンは北海道産生クリームとゴーダ、モッツァレラの2種のチーズを合わせている
・グラクロは食べ応えがある満足する大きさ
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