コメダ珈琲店へ行くとブレンドを頼むことが多いが、たまにミルク感も味わいたいときにカフェオーレを頼むことがある。メニューを見るとカフェオーレは上の方に写真付きで掲載されているため目について頼んでいたが、その下に文字だけで写真はなく掲載されているミルクコーヒーなる商品があることに気が付いた。

カフェオーレはコーヒーにミルクが入っているのは分かるが、ミルクコーヒーだってコーヒーにミルクが入っているからこの商品名になっているだろう。では一体、カフェオーレとミルクコーヒーの違いは何なんだろうか?この疑問を解決するには実際に注文して飲み比べてみるしかないと思い、今回は「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」を飲み比べしてきたので紹介していきたい。

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まずは「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」の注文

ミルクコーヒーとカフェオーレはともに460円(税込)でチケットが使える(金額は2018年当時の情報)。ミクルコーヒーとカフェオーレは金額も扱いも一緒だ。だがミルクコーヒーは写真がなくメニューの上には「ほんのりコーヒーの味わい」と説明が書かれ、カフェオーレは説明がなく写真だけが掲載されているという優遇の違い。ミルクコーヒーの表現から、ミルクの割合が多く、その中にコーヒーがほんのり入っているということが予想される。

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カフェオーレは説明がないが、もし説明を書くとすると「ほんのりミルクの味わい」となるだろう。予想ではコーヒーとミルクの配分によって、ミルクコーヒーまたはカフェオーレと使い分けていそうだ。カフェオーレが写真だけなのは、「男は余計なことはしゃべらん。とにかく味わえ」と言わんばかりの強気で硬派な姿勢を感じなくもない。やはり飲み比べるのなら2つ同時に頼まないといけないと思い、テーブルの押しボタンで店員さんを呼ぶことにした。

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「ミルクコーヒーとカフェオーレをお願いします。あ、それとミニシロノワールを1つ」と注文した。すると「ご注文を繰り返させていただきます。ミニシロノワールとカフェオーレで宜しいでしょうか?」うーん・・・注文した内容と違うな。でも普通は飲み物一つだと思うよな。店員さんは悪くはない、悪いのは「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」を思いついたこちらに責任があるのかもしれない。

しかし、今回は「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」の直接対決だ。覚悟を決めてはっきり言うしかない。「飲み物はミルクコーヒーとカフェオーレを飲み比べたいのでそれぞれ1つずつください」と言うと、店員さんは「ははっ」と笑っていた。珍しい客だと思ったのだろう。そうだ、人それぞれ特徴や個性があるのが多様性なのだ(偉そう)。こうして「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」の頂上決戦の準備を終えた。

「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」

いよいよ「ミルクコーヒー」と「カフェオーレ」を持った店員さんがテーブル前に来て、目の前に並べらかけたそのとき、「すみません」と言われたのだ。まさかの品切れ?目の前まで来て何を謝ることがあるの?「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」対決は延期なのか?と動揺を隠せなかった。すると店員さんの口からは「こぼしてしまったのでもう一度淹れてお持ちします」とのこと。ちょっとくらいいいのに。やはりこの頂上決戦を前に緊張の色が隠せないということだろうか。そして「ミルクコーヒー」と「カフェオーレ」が並べられた。

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2つを並べるとお皿とカップの色が違う。
ミルクコーヒー(写真右側)はお皿もカップも白色だが、カフェオーレ(写真左側)のお皿とカップは色が付いている。カップのサイズはミルクコーヒーは幅が広く、カフェオーレはやや細い。ミルクコーヒーを飲むと見た目通り、コーヒーよりもミルクの配合がかなり多いことが分かる。子供でも飲めそうなミルク感たっぷりの優しい味で、ややコーヒーが入ったという印象だ。

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次にカフェオーレを飲むと、コーヒーの配分が多くそこにミルクを入れたと感じるほど、コーヒーの味が強かった。ミルクコーヒーを飲んだ後だからというのもあるかもしれない。こうして比較をすると「ミルクコーヒー」と「カフェオーレ」は、ミルクの配合をかなり多くしてコーヒーを入れたものがミルクコーヒーで、コーヒーの配合をかなり多くしてミルクを入れたものがカフェオーレということが分かった。

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「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」の結果?

結果は気分によってどちらを飲むか決めればいいということだ。ゆっくりとした朝をくつろいで過ごしたいというときにはホットミルクのような優しい味のミルクコーヒーがいいと思う。ミルクコーヒーは以前、モーニングカップという名前だった。そのことからも朝にゆっくりと楽しむのにぴったりだろう。

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カフェオレはコーヒーが多いことから、シャキッと目を覚まして何かを取り組みたい、集中して本を読んだり資格勉強をしたい、ブレンドほどコーヒーは強くなくていいけどある程度コーヒーを楽しんでミルク感も少し楽しみたいという場合にぴったりだ。どちらも特徴があって美味しいので、気分によって選んでまた頼みたいと思う。

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あ、ミニシロノワールの存在を忘れていた。ついでにミニシロノワールは「ミルクコーヒー」と「カフェオーレ」どちらにも合う美味しさだった、以上。(ちょっと!ついでに?しかも感想一言だけ?ミニシロノワールの扱いが雑!とコメダ珈琲店からクレームがきそう・・・)

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今回は「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」を飲み比べてみた。結果はミルクとコーヒーの配合量によるもの。ミルクが多いミルクコーヒー、コーヒーが多いカフェオーレ、気になる方はコメダ珈琲店へ行って飲み比べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

・「ミルクコーヒー」はミルクの配合をかなり多くしてコーヒーを入れたもの
・「カフェオーレ」はコーヒーの配合をかなり多くしてミルクを入れたもの
・「ミルクコーヒー」VS「カフェオーレ」は気分によって選ぶべし!