お金を稼ぐということを考えたときに、イメージするのは小説「ノルウェイの森」に登場する永沢という人物だ。ノルウェイの森は1987年に刊行された村上春樹の小説だ。この永沢を一言で言うと強さの象徴のような男ということだ。そのキャラクターはノルウェイの森の中でも際立っている。

永沢には普通の人にはない強さがあり、言動から学べるところがある。今回、Twitterで投稿していた永沢のセリフの中から、いくつかセリフを取り上げて強い人間はどのような思考をしているのか、稼ぐ人の条件にも同じような強さが求められているのではないかということを考えていきたい。
【差別化を考えさせられる名言】
「他人と同じものを読んでいれば他人と同じ考え方しかできなくなる。そんなものは田舎者、俗物の世界だ。まともな人間はそんな恥かしいことはしない。」
トム@moneyhappytom
【差別化を考えさせられる名言】
2019/02/09 17:53:25
他人と同じものを読んでいれば他人と同じ考え方しかできなくなる。そんなものは田舎者、俗物の世界だ。まともな人間はそんな恥かしいことはしない。
村上春樹 ノルウェイの森 永沢
#名言
このセリフは他人と同じことを考えて同じことをしていても、差別化できずに競争の波に揉まれ、レッドオーシャンの道を進むということを考えさせられる。稼ぐためには他人と同じことを同じタイミングでやるのではなく、独自の取り組みを人より早く始めたり、新しい仕組みを作り上げたりすることが求められる。
会社で周りと同じように働いて家に帰ってから周りと同じようなテレビ番組を見て毎日を過ごしていては、差別化することは難しいだろう。自分の力でお金持ちになりたいと考えるのであれば、限られた時間を知識習得や能力開発など、他人とは違う成長につなげる努力をしなければいけないと考えさせられる。
会社で周りと同じように働いて家に帰ってから周りと同じようなテレビ番組を見て毎日を過ごしていては、差別化することは難しいだろう。自分の力でお金持ちになりたいと考えるのであれば、限られた時間を知識習得や能力開発など、他人とは違う成長につなげる努力をしなければいけないと考えさせられる。
【強さを考えさせられる名言】
「もちろん人生に対して恐怖を感じることはある。そんなのあたり前じゃないか。ただ俺はそういうのを前提条件としては認めない。」
トム@moneyhappytom
【強さを考えさせられる名言】
2019/02/10 18:19:29
もちろん人生に対して恐怖を感じることはある。そんなのあたり前じゃないか。ただ俺はそういうのを前提条件としては認めない。
村上春樹 ノルウェイの森 永沢
#名言
恐怖を感じてもそれを前提条件としては認めないという永沢の強さを感じるセリフだ。稼ぐ人は新しいことに挑戦的に挑戦する。リスクを承知で動く。何もしないことは失敗はしないが、成功もしないと知っている。覚悟を決めて恐怖を前提条件としては認めず、挑戦する強さが求められる。
【努力を考えさせられる名言】
「でもね、俺は空を見上げて果物が落ちてくるのを待ってるわけじゃないぜ。俺は俺なりにずいぶん努力をしている。お前の十倍くらい努力してる。」
トム@moneyhappytom
【努力を考えさせられる名言】
2019/02/10 23:32:14
でもね、俺は空を見上げて果物が落ちてくるのを待ってるわけじゃないぜ。俺は俺なりにずいぶん努力をしている。お前の十倍くらい努力してる。
村上春樹 ノルウェイの森 永沢
#名言
「だからね、ときどき俺は世間を見まわして本当にうんざりするんだ。どうしてこいつら努力というものをしないんだろう、努力せずに不平ばかり言うんだろうってね。」
トム@moneyhappytom
【努力を考えさせられる名言】
2019/02/11 09:40:59
だからね、ときどき俺は世間を見まわして本当にうんざりするんだ。どうしてこいつら努力というものをしないんだろう、努力せずに不平ばかり言うんだろうってね。
村上春樹 ノルウェイの森 永沢
#名言
永沢は才能があり、人とは違う何かがあると思わせる男だ。しかしそのような才能がある男の永沢が努力をしないかというとそうではない。永沢のセリフからも分かる通り、10倍努力していると言えるほど相当の努力をしており、不平ばかりを言う周りを見て呆れている。不平を言ったところで変わらないことの方が多い。努力して自分が変わるしかないということを知っているのだろう。稼ぐ人は自分が変わる努力をしている人が多く、稼ぐには努力の必要性を感じさせる。
「あれは努力じゃなくてただの労働だ。俺の言う努力というのはそういうのじゃない。努力というのはもっと主体的に目的的になされるもののことだ。」
トム@moneyhappytom
【努力と労働を考えさせられる名言】
2019/02/11 12:12:18
あれは努力じゃなくてただの労働だ。俺の言う努力というのはそういうのじゃない。努力というのはもっと主体的に目的的になされるもののことだ。
村上春樹 ノルウェイの森 永沢
#名言
頑張れば努力していると思いがちだが、永沢の考えはそうではない。周りの努力はただの労働と言っている。受け身の努力ではなく、目指す何か目的がありそのための主体的にやるべきことをやらないと努力とは認めないようだ。稼ぐ人は目的を持って自分が稼ぐ分野の情報収集や勉強を怠らない。成長という変化を続けなければ生き残れないと知っているからだ。稼ぐには労働ではなく、目的を持った主体的な努力が必要であると考えさせられる。

今回は村上春樹の小説「ノルウェイの森」永沢の強さから、お金を稼ぐための条件とはどのようなことがあるか考えてみた。全て永沢が言うことが正しいとは思わないが、強い男から学ぶことがあれば考えるのも良い機会だと思う。辛いことがあったときや強く生きなければいけないと感じたときに、いつも思い浮かぶのは永沢のことだ。今回、永沢のセリフから考えさせられる差別化、強さ、目的を持った努力は特に重要だなと感じている。気になる方は村上春樹のノルウェイの森を読んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
・お金を稼ぐには他人とは違う成長につなげる差別化が必要
・お金を稼ぐには挑戦する強さが求められる
・お金を稼ぐには目的を持った主体的な努力が必要
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