コメダ珈琲店の季節限定デザートドリンクと言えば、ジェリコだ。ジェリコはジェリー(ゼリー)の食感を楽しむことができるコメダオリジナルデザートドリンク。飲む・食べる・まぜるの新食感を味わうことができる。

2019年4月下旬から登場しており、9月下旬まで販売予定。今年はこれまで登場していた元祖ジェリコに加えて、「鴛鴦茶(えんおうちゃ)」と「豆乳オーレ」の2商品が新たに加わって販売されている。

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デニッシュパンにソフトクリームがのったシロノワールや季節限定のケーキもいいが、ジェリーの食感を楽しめるジェリコの新作も気になるところだ。今回はコメダ珈琲店で新たに登場している2つのジェリコ「鴛鴦茶(えんおうちゃ)」「豆乳オーレ」を紹介していきたい。


鴛鴦茶(えんおうちゃ)を飲んだ感想

1つ目のジェリコ新商品は鴛鴦茶。鴛鴦茶って難しい字だな。フリガナが付いていないとまず読めない。コメダは商品に親しみやすいネーミングを付ける傾向があるが、鴛鴦茶に関しては読めないので親しみやすいとは言いにくい。鴛鴦茶が読めないのは無理もない。広東語だからだ。香港では一般的な飲み物になっている紅茶とコーヒーを混ぜたもの。

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日本語で言うとコーヒー紅茶になるが、ネーミングセンスとしてはいまいち。それなら鴛鴦茶でいこうとなったのだろう。コメダの鴛鴦茶は、紅茶とアイスコーヒーに練乳を加えている。

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まさに香港で一般的に飲まれている鴛鴦茶だ。アレンジした点としては、ドリンクだけではなく、自家製コーヒーゼリーをたくさん入れ、上にホイップクリームを合わせていることだ。

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ドリンクは練乳を加えているので、紅茶、アイスコーヒー、コーヒーゼリーだけだと苦みを感じるが、練乳が混ざることで程良い甘さですっきりとした飲み口に仕上げている。

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ホイップクリームも量が
多く、スプーンですくって食べてもいいし、混ぜて飲んでも味の変化が楽しめる。鴛鴦茶の価格は税込600円、カロリーは245kcal。

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豆乳オーレを飲んだ感想

1つ目のジェリコ新商品は豆乳オーレ。先ほどの鴛鴦茶もだけど、ジェリコに関してはコメダ珈琲店のいつものネーミングに対する攻めの姿勢はそれほど感じられない。大体のメニューは思わずちょっと笑ってしまいそうなネーミングだが、ジェリコに対してはストレートに伝えようという考えなのかな。

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豆乳オーレが入ったジェリコになるが、はじめ甘すぎるのかな?とも思ったが、程良い甘さで美味しく飲める。

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豆乳のまろやかさがにほろ苦い自家製コーヒーゼリーを合わせており、
口当たりが良く、黒蜜が入ることで甘さのアクセントになっておいしさを引き立てる。

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ホイップクリームも多くのせられているので、パフェのような感覚のドリンク。豆乳と黒蜜は良く合う。コーヒーゼリーもたくさん入っていて飲み終わった後は満足感がある。豆乳は好みが分かれるかもしれないが、個人的には甘すぎず好きな味だった。豆乳オーレの価格は税込600円、カロリーは271kcal。

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コメダ珈琲店の新商品取り組み

コメダ珈琲店は1968年の創業以来、喫茶文化が根付く名古屋を中心に喫茶店として出店。くつろぎを提供することをコメダの価値として位置づけ、「もっといいもの」「もっといいこと」「もっといいところ」を経営方針として掲げて経済価値向上を実現しようとしている。

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新商品の提供は「もっといいもの」の取り組みとして、おいしいものを追求し、美味しいメニューを開発し、商品価値の向上による収益拡大を狙いとしている。

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今回紹介した新商品のジェリコは税込600円で決して安いものではないが、香港の食文化を取り入れた鴛鴦茶や体に良い食材を使った豆乳オーレのメニューを開発し、価値を感じてもらえるようなおいしいメニューを提供しようとしている。

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これからも心にもっとくつろぎを感じられるような新メニューを期待していきたい。今回は、コメダ珈琲店の新登場デザートドリンクジェリコとして、「鴛鴦茶(えんおうちゃ)」「豆乳オーレ」を紹介した。気になる方はコメダ珈琲店へ行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

・鴛鴦茶(えんおうちゃ)は香港の紅茶とコーヒーを混ぜた飲み物
・豆乳オーレは黒蜜と良く合い、まろやかな味わい
・新商品の開発はもっといいものを実現するための取り組み