部下の毎日の食事は家で親が出してくれる。40代にもなって掃除洗濯身の回りの世話全て親に頼りっきり。出かけるときは親の車を借りる。注意力散漫だから親の車も何度かぶつけたらしい。

部下は半年で400万円の借金を作ってから、その後半年間400万円の借金を維持しています。毎月10万円を借金返済、そのうち5万円は利息分。返済したかと思えばすぐにキャッシングやショッピングのリボ払いで借金は減らず。それでもキャバクラ通いや無駄遣いをやめず。当然、お金は足りなくなるので奥の手として保険の解約、財形の切り崩しをしてお金を作り出し、そのお金もまた消えていく

もうこれ以上お金を作り出すことはできないというところまできている。売ることができる資産なんて何もない。株みたいな金融証券もない。車も持っていない。もう水が出なくなるまで絞り切った雑巾のよう。

副業が禁止されている会社なのに携帯から副業を始めようとする。初期費用が必要と請求され、数万円を支払ってしまい、更に請求をされた時点で詐欺に引っ掛かったと気が付くこれ以上お金が支払えないのでやめさせてもらえないでしょうか?と詐欺に引っ掛かっているにも関わらず頼み込んでいる。いやー正真正銘のばかだ

話を聞くと過去に2回同じように多額の借金を負って親に泣きついて支払ってもらったのだが、その1回の理由も詐欺に引っ掛かったとのこと。甘い誘惑、楽して稼げる、そんな人生簡単じゃないよ。相談する人もいないから楽に稼げるという誘惑に何の疑問も抱かずに引っ掛かり、何度も騙される。人生勝ち組のような高揚感でアドレナリンが出て興奮状態になったんだろうな、騙されていることに気が付かずに。

騙されていると言えば今だってキャバクラで騙されている。お金のためにお世辞を言い、褒めておだてて気持ち良くさせてお金を支払わす。モテないおじさん、キャバ嬢に可愛いとか言われて得意気だったな。「ふふん」って鼻息を声を出して言っていたくらいだから。ニコニコ笑顔でカフェで撮ったケーキの写真を自分が作ったと嘘をついて自慢して褒められて。まるで天下を取ったくらいの破竹の勢い。なんだそれ、嘘にまみれた幻想の中の自分に逃げているだけのただのクズじゃん。

ナンバーとか、同伴とか、アフターとか、シャンパンバックとかやたらキャバクラ事情に詳しく、過去の自身の体験談を業界通みたいに話しているけど、だから何だ。親にも迷惑掛けていつまでも自立できず、ずっと独り身、彼女ができたことだってない。そうやって無駄に時間を過ごしてきたから今の最底辺の借金まみれになったんじゃないか部下よ、お前はこの先もずっとそうやって生きていくのか?

おわり