もうキャバクラには行かないと言った部下。だがキャバ嬢からの扱われ方が雑になって不安に感じていたのも事実。行かないという決意はどれくらい続くのだろうか。
それから何度か部下にキャバクラへ行っていないか確認した。
自分「キャバクラへ行っていないか?」
部下「はい。行ってないです。行くお金もないです。」
何日かこのようなやり取りをした。その度に部下はキャバクラへ行っていないと言った。ボーナスで20万円使ってからは行っていないようだ。キャバクラの支払いが借金が減らない理由なのは明らかだ。この調子でキャバクラへ行かなければ借金も少しずつ減っていき、完済できる。ただ気になることはあった。
自分「キャバ嬢のLINE相変わらず冷たいのか?」
部下「そうですね。相変わらず未読が続いていますね。」
自分「でもやり取りは続いているんだろう?」
部下「はい。挨拶程度ですが続いてはいます。」
自分「どんな感じなんだ?見ても大丈夫?」
部下「はい。こんな感じです。」
LINE画面に映っていたのは、おはよー。お疲れ様の繰り返しだった。
自分「ずっとこんな感じか。画面の上に行ってもらっていいか?」
部下「…」
部下の手が止まった。怪しい。限りなく怪しい。
自分「どうした?挨拶の繰り返しだろ?」
部下「はい。そうですけど。」
自分「じゃあいいだろう」
部下「はい…」
LINE画面が遷移されてそこに映ったメッセージはなんと
「昨日はありがとう」
は?昨日はありがとう?これ最近のメッセージだよな?
自分「昨日はありがとうってどういうことだ?」
部下「えーと、あのその…」
自分「正直に言え。キャバクラには行っていないって言っていたけど、行ってたのか?」
部下「いや、行ってないと思います」
自分「なんで自信を持って行っていないと言えないんだ?自分のことなのになんで思うなんだ?」
部下「いや、最近行ったかどうか思い出せなくて。」
自分「そんなわけないだろう。思い出せないなら記憶障害かなんかだぞ。じゃあお店の人に聞いてもいいな?」
部下「行きました。」
ついに部下はキャバクラへ行ったことを自白した。あれだけ行っていないと言っていたのに嘘をついていたのだ。キャバクラへ行ったと言うと怒られると思ったのだろうか。悪いと分かっていても我慢ができず、怒られるから嘘をつく。まるで子供のようだ。
別に部下がキャバクラへ行ったって構わない。だけど借金はずっと減らないよ?部下自身がそれで良ければ好きなだけキャバクラへ行けばいい。自分が苦しむだけだから。本来プライベートなことまで赤の他人が言うことじゃない。警告はするけどそれでもキャバクラへ行くなら、それ以上は知ったことではない。身内なら絶対に止めるが、そこまでする義理はない。勝手にすればいいさ。
つづく
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