部下はキャバ嬢の露骨に嫌そうな反応に傷ついた。いくら空気が読めない部下でもキャバ嬢が部下をうっとうしがっていることを感じ取ったようだ。

部下「キャバ嬢の明らかに嫌がっている対応はどうなんですかね。」
上司「どうって連絡取りたくないって言っているんだから、放っとけよ。」
部下「それって客に対してひどくないですか?プロなんだからもう少しうまくやるもんじゃないですか?若さが出てますよね。」
上司「もうやめておけよ。これ以上言ったところでもっと嫌がられるだけだぞ。」

なんだ、自分が客で相手はプロでいいように扱われてるって自覚しているじゃないかそんなに客として接して欲しいのか。じゃあお金がないお前は客として相手にされないよ。お前は優先順位が低い客なんじゃないのか?そんなに借金があってお金がないんだから。

そもそも借金があるから最近はキャバクラへ行けていないよな?以前は毎週のように行っていたけど、行けても月に1回くらいじゃないか?そんなほとんどお店にこない客と毎日LINEなんてする訳ないだろう。前はそれなりの頻度で来てお金を落としてくれていたから相手にしてくれてたんだろう。来る頻度が減った客相手になんで連絡を強要されなければいけないんだ

そりゃキャバ嬢からするとイラっとするだろうな。いやお店に来る頻度が減ったにも関わらず、お前のようなモテないおじさんにそれなりにLINEをしてくれていたキャバ嬢はすごいよ。

キャバ嬢「行けないって言うならもう来てとは言わないから」
部下「考えさせて欲しい。」
キャバ嬢「だから来なくていいって。そんな調子で来られても気まずいし。」
部下「冷静になって考えたい。メンタルが落ち着くまで行くのはやめておく。」
キャバ嬢「あ、そう。返信しなくても何か言ってこないでね。またメンタルがどうとか言われても困るから。」
部下「分かった。」

ちなみに部下の年齢は40代。キャバ嬢の年齢は20代。一回りも二回りも年齢が離れている。部下の年齢的にキャバ嬢と同じ年齢くらいの子供がいてもおかしくない。そんなずっと年下の子からの既読無視でメンタルがやられ、キャバ嬢からも困ると言われている。これほど情けないことはない。

上司「もうそこまで言われているんだから連絡取るのやめておけば?」
部下「それは辛いです。」
上司「ただ今のまま連絡を続けたところで一体何になるんだ?」
部下「それでもつながっていたいんです。」

つながっているって言うけどさ、本当につながっているのか?そう思っているのはお前だけだよ。キャバ嬢はそんなつながり感じていないって。むしろお金にならないお前なんてうっとうしいくらいにしか思っていないよ。LINEの挨拶だって薄っぺらいものじゃないか。何か人として真剣に話をしたり、共感したり、意見を交わしたことはあるのか?中身のない会話しかしていないだろ?一体キャバ嬢のどこが好きなんだ?モテないおじさんがただ寂しいってだけでしがみついているだけだろう。

つづく