部下がキャバ嬢とケンカしてから部下の落ち込みようがひどい。部下とキャバ嬢とのLINEのやり取りは予想通り冷え切ったもの。キャバ嬢の未読状態は以前よりも長くなった。キャバ嬢からの返事が返ってこないから部下は挨拶LINEを連投。さらに連投して元気かどうかを尋ねる。
ようやくキャバ嬢は返事をするが、一言だけ。キャバ嬢の反応はこうだ。おはようと言われれば、たまにおはようと返す。お疲れ様と言われれば、たまにお疲れ様と返す。元気かと聞かれれば、たまに元気と返す。最低限の返事をするだけ。それ以上の会話は何もない。
もうそんなやり取り意味があるのか?ブロックされる一歩手前って感じじゃないか。落ち込んで何度も溜息をする部下。嫌な予感がする。
部下「お願いがあります。」
上司「ん?」
部下「一回だけ助けてもらえないでしょうか。」
上司「どういうこと?」
部下「キャバクラへ行くお金を貸してもらえないでしょうか。」
上司「貸したところでどうなるんだ?キャバクラへ行けばお目当てのキャバ嬢は普通に接してくれるだろう。ただ、それは一時的に安心を得られるだけだ。しばらくするとまたキャバ嬢は同じような対応をとる。また未読無視されるぞ?そしたらまた落ち込むんだろう?結局長続きしない。同じことの繰り返し。一回助けることに意味はあるのか?借金が増えるだけじゃないか?」
こいつは何を言っているんだ。こんな借金まみれの状態でキャバ嬢からは明らかにうんざりされている状態なのに、それでもまだお金を借りてでもキャバクラへ行こうとする。当然、部下にお金は貸さなかった。
部下はキャバ嬢とケンカ中と言う。だからこれはケンカではなく、無関心なだけでは?こうあって欲しいという期待に対してお互いに要求することがあり、意見の対立や考え方の違いがあって揉めるのだったらケンカと言えるだろうが、無関心を貫かれているのだからケンカのレベルに至っているのだろうか。
マザーテレサは愛の反対は憎悪ではなく無関心であると言ったが、キャバ嬢の取っている無関心はお前が求めている愛の最も対照的にある行動だぞ?まだ嫌いとかそういう感情があればいいが、無関心は全く可能性がないと言ってもいい。
あり得ないとは思うがお前が彼女を作ろうと、誰かとデートしようと、女の子と仲良く話しようと、嫉妬心なんてこれっぽっちも沸かないだろう。逆にキャバ嬢がどこかの男と仲良くしていたらお前は激高するだろう。
これだけ気持ちに差があるのにお前がキャバ嬢に執着するのはなぜだ?お前は誰にも相手にされず寂しい奴だから、一方的にキャバ嬢の中に自身が望む幻想を見ることで、叶えることのできない愛の気休めを感じたい、ただそれだけなんだろう?キャバ嬢との関係構築なんて全くできていないぞ。いい加減、現実を見ろ。
これだけ気持ちに差があるのにお前がキャバ嬢に執着するのはなぜだ?お前は誰にも相手にされず寂しい奴だから、一方的にキャバ嬢の中に自身が望む幻想を見ることで、叶えることのできない愛の気休めを感じたい、ただそれだけなんだろう?キャバ嬢との関係構築なんて全くできていないぞ。いい加減、現実を見ろ。
おわり
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