前回はリボ払いの支払い明細を見ていった。今回はキャッシングの支払い明細を見ていこう。
2024年8月リボ払いの支払い明細
1.繰り越し残高:2,900,000円
2.新規利用額:45,000円
3.残高合計:2,945,000円
4.元金支払い:51,000円
5.手数料:44,000円
6.弁済金:95,000円
7.翌月繰越残高:2,894,000円
8.手数料合計:1,302,000円
9.合計支払額:4,252,000円
2024年8月キャッシング支払い明細
10.借入後残高;995,000円
11.借入利率(年率):15.0%
12.遅延利率(年率):20.0%
13.次回返済金額:26,000円
14.総返済予定額:1,377,000円
10.借入後残高;995,000円
これは現金99万5千円を借りたといいうことです。ちなみに消費者金融。上限100万円に対しほぼ限界近くまで借りています。毎月返済しているにも関わらず上限100万円近い残高があるということは、毎月返済しては新たにキャッシングしてお金を借りるということを繰り返していることが分かります。
11.借入利率(年率):15.0%
12.遅延利率(年率):20.0%
これは借りるときの年率が15%、支払い日までにお金を振り込まなかったときは遅延年率20%になるということです。キャッシングの年率15%はどこの消費者金融も同じくらい。リボ払いも年率15%。リボ払いをするということは消費者金融にお金を借りていると思った方がいい。遅延したときはペナルティ分の利率5%が追加される。支払い日は必ず守らないといけない。
13.次回返済金額:26,000円
これは毎月の支払額が2万6千円ということです。元金と利息分として手数料が含まれてこの金額です。消費者金融としては少ない金額で長期に渡って返済してもらった方が多くの利息を支払ってもらえる。だから無理のない返済計画を勧める。利息分の支払いを少しでも減らしたいなら毎月の返済金額を多くすることだ。
14.総返済予定額:1,377,000円
これは毎月返済を2万6千円を続け、新規でキャッシングがない前提の手数料を含めた合計支払額です。手数料は約37万円。合計支払額は約137万円。キャッシングで借りた金額は100万円くらいでも合計支払額は137万円まで膨らむ。借りた金額以外に利息分の手数料37万円を余計に払わなければいけないということです。100万円借りて37万円多く払う、なかなかすごい金額です。
お金を貸し付ければこれだけ利息分で多くのお金を余計に支払わせるのだから、消費者金融が儲かる訳だ。条件を事前に提示して本人合意の上でキャッシングをしているため、借りる方は多くの金額を支払うことを承知の上なのだが、損失額が大きい。
つづく
コメント