部下が何に1か月10万円以上使って借金が減らないのか、paypayの使用履歴から判明した。毎月のリボ払い支払いからクレジットカードを利用してリボ払いに回していることは分かっていたし、その内容が本当にコンビニとドラッグストア、あとは居酒屋の支払いかはすぐに分かる。

私「もし何にお金を使ったか分からずに借金が増えたのであれば理由を知って借金を減らしたいよな?このままの状態でいいのか?」
部下「よくないです。借金を減らしたいです」
私「特に無駄遣いをした覚えがないならpaypayの使用履歴を見ても問題ない?」
部下「…」
私「何か問題あるのか?無駄遣いしたのか?」
部下「いえ、問題ないです…」
私「じゃあpaypayの使用履歴を一緒に見てもいい?」
部下「はい」

部下は問題ないと言ってはいるものの、明らかに態度が変わった。妙に歯切れが悪い。まるで問題ありますと言っているようだ携帯を手に持って画面を表示する行動も遅く、時間を引き延ばしているようだ。

携帯画面上のpaypay履歴を部下が指で動かし、履歴を見ているとその答えは明らかなになった。
まずbar店の名前が出てきて9000円の支払い。
次にガールズバーの名前が出てきて5000円の支払い。
次にキャバクラの店名が出てきて10000円の支払い。
次にタクシーが3000円の支払い。
次にまたしても同じキャバクラの店名が出てきて33000円の支払い。
cafeの店名が出てきて3000円の支払い。
温泉サウナの店名が出てきて5000円の支払い。
後はコンビニとドラッグストアが多数。

この使用履歴だが合計で68000円以上の金額になるが、驚くことに1週間で使用していた部下は無言となる。あれほど無駄遣いはしないと言っていたのにここまで無駄遣いをしているとは。救いようのないバカとはこのことだ。部下は意志が弱く約束なんて守る訳がない。平気で嘘をつく。自分の人生のことなのに楽観的すぎて借金を本気で返済する気がない。しかし驚くことはこれだけではなく、まだまだ続く。

まず先ほど1週間で挙げた支払いで7万円近くあったが、部下にクレジットカード以外で支払っていないか正直に話せと伝えると、他にも2万円くらい現金で支払いをしてキャバクラへ行っていたことが判明した。

ということは借金まみれの状況で毎月借金を少しずつでも減らしていこうと約束したにも関わらず、わずか1週間で9万円も浪費していたという訳だ。更に部下に話を聞いていくと到底理解ができない驚く話をし出した。まともではない、病気なのだろうと思うほどの話だった。

つづく