到底理解ができない驚く話とはこのような内容だ。

私「なぜあれほど無駄遣いをしないと言っていたのに1週間で10万円ちかく使っているんだ?宝くじが当たったとか何かお金が入ったのか?」
部下「いえ、お金は入っていません」
私「それなら今の借金まみれの状況分かっていて使ったのか?」
部下「はい」

部下は借金まみれの状況を分かっていながらお金を使っていた。もう半年くらいクレジットカード上限の300万円、消費者金融上限の100万円の合計400万円の借金を維持し、その金利分の返済を毎月かなりの金額支払っている。それがどれだけバカげたことかあれほど説明したというのに。

私「意味が分からない。」
部下「そうですよね。自分でもおかしいと思います」
私「分かっているならなぜやるのだ?」

しかも部下は店舗のキャバクラへ行っていたお目当てのキャバ嬢のところに行くのはまだ分かる。いや部下の借金の状況を考えると分からないのだがまだ行きたくなる気持ちは分かる。お目当てのキャバ嬢のいるキャバクラは2万円支払い、別のキャバクラに4万3千円支払っていた。これはどういうことだろう?

部下「気付いたらネオンに惹かれてキャバクラがある通りに行っていました」
私「気付いたら行っていたってそんなバカな話あるの?」
部下「そのキャバクラへ行く週までずっと我慢していました。我慢しすぎておかしくなったんだと思います。通りに言ったら呼び込みの人に声を掛けられて中に入っていました。」
私「なんだそれ。それでキャバクラに行って、ガールズバーに行って、バーに行ったというのか?しかもキャバクラは3回行っている。気づいたらってこともないだろう。お目当てのキャバ嬢がいるキャバクラだけでなく、別のキャバクラへ行ったのはどうして?」
部下「呼び込みの人から新人が入ったと言われて…

はあ、なんて情けない会話だ。結局、部下はどうしようもなく誘惑に弱いただのエロじじいだったという訳だ。だから借金まみれの状況なのだが、あまりにも情けない。我慢しすぎておかしくなった?はあ?それで借金400万円だぞ?返済金額は500万円以上。毎月10万円以上の返済をずっと繰り返し、いつまで経っても貧乏のまま。

こうして部下は1週間に10万円近く浪費していた。さすがに翌週はキャバクラへ行くことはなかった。それもそのはず、先日の1週間で10万円を使い、またしてもクレジットカードの利用額は上限に達し、消費者金融からの融資額も上限に達し、手持ちの現金もすっかりなくなってしまったのだから。上限までできる限り借り、手持ちの現金もあればあるだけ使ってしまうこれはいつまでたっても借金は減らない訳だ。

おわり