御殿場プレミアム・アウトレットは誰もが知っているハイブランド商品の掘り出し物が割引価格で購入できるということで多くの人が訪れるが、アウトレット付近には老舗とらやの和菓子やお茶がお得に食べることができる場所として、とらや工房がある。竹林に囲まれており、雰囲気がとても良くて落ち着くところだ。
・とらや工房の案内
住所:〒4120024静岡県御殿場市東山1022‐1
電話:0550‐81‐2234
営業時間:4月~9月 10時~18時/10月~3月 10時~17時
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
場所で注意することはカーナビで住所を入力してもうまく表示されない場合があることだ。カーナビはその住所が指すところが広いと大体の場所を表示してしまう。うまく表示されない場合は地図を見て行って欲しいが、近くにミニストップがあるため目印にして欲しい。
国道138号を箱根方面に行き、ミニストップがある信号を左に曲がってまっすぐに行くととらや工房の駐車場がある。その行き方が一番分かりやすいだろう。駐車場からとらや工房はすぐ近くだが、初めてで迷う場合は駐車場案内の人もいるため、とらや工房までの場所を聞くといい。タクシーでとらや工房へ行く場合、御殿場駅から10分~15分程度かかる。
営業時間は10時からだが、開店から30分も経てば混み始めるため、販売所で購入するのに並ぶことになる。喫茶スペースは飲食できるテーブルがたくさんあるため、席が確保できないことはそれほどない。開店してすぐに売り切れるのは1,000円(税抜)の干羊羹なので、欲しい方は開店時間くらいに行って買った方がいい。
あと午後は少しずつ和菓子の売切れが出てくる。16時くらいに行くと人気の水羊羹やどら焼きは売切れてしまう。定休日が火曜日なので、折角行ったのに開いていなかったとならないようにしたいところだ。
・とらや工房に入ると
とらや工房は竹林に囲まれている静かな雰囲気の落ち着ける場所だ。入口から門をくぐると散策路があり、竹林に囲まれて自然を堪能することができる。途中にはタケノコも生えている。緑の濃淡も小川のせせらぎを心地良い。梅林や池には鯉もいる。とらや工房が自然を想い作られた場所であることが分かる。
自然に囲まれているから空気がとても綺麗だ。疲れた体も癒すことができる。のんびりとして些細なことを気にすることも作り笑いをすることもなく、ただただぼーっとしたり、好きな本を読んだり、楽しくしゃべったりするのにこれほど適した場所はないだろう。とらや工房の敷地内を歩いて喫茶で過ごし、時間を忘れて寛ぐことができる。
・喫茶場所に着くと
喫茶場所に着くと販売所で喫茶席で食べる人と持ち帰りの人どちらも同じ場所に並んで和菓子を選び、先に会計をすることになる。販売所の入口には立方体の木で作られた置物があるため、好きな席のテーブルの上に置物を置いて食べる席を確保する必要がある。
喫茶で食べる場合、メニューの中から和菓子を選び、煎茶とのセットを頼むことができる。たとえば水羊羹と煎茶のセットは560円(税抜)、どら焼きと煎茶のセットは540円(税抜)だ。メニューは単品でも頼むことができる。水羊羹は単品で280円(税抜)、どら焼きは単品で260円(税抜)、煎茶は単品で280円(税抜)だ。
とらやの和菓子を購入したことがある人であれば分かると思うが、この金額はとてもお得である。素材を生かした和菓子は一つ一つ手作りである。煎茶も淹れたてで和菓子との相性は言うまでもない。
水羊羹は小豆の素材が生かされている。スプーンですくおうとすると弾力があり、つるんとした食感でひんやりのどごしが良い。やはりとらやは羊羹。
とらや工房に来たら水羊羹は食べるべきだ。どら焼きもやはり小豆の風味が生かされており、皮もしっとりしている。作りたての味だから味も格別に美味しい。
煎茶は香りとコクが特徴でみくりや煎茶と深蒸茶を使用。和菓子に合わせて作られているため、味が良く合う。とらやの和菓子が好きな方、竹林に囲まれた自然の中で過ごしたい方、御殿場プレミアム・アウトレットへ買い物に近く方はとらや工房に行ってみてはいかがでしょうか。とらや工房はまた紹介していきたい。
まとめ
・とらや工房は竹林に囲まれている静かな雰囲気の落ち着ける場所
・喫茶では和菓子と煎茶をセットで頼むことができる
・和菓子は素材を生かして一つ一つ手作り、煎茶との相性がいい
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